「毎朝満員電車に揺られ、嫌な上司と顔を合わせて働きたくない」
このように感じている会社員の人も多いでしょう。

フリーランスになれば働く場所や時間、仕事やメンバーも自由です。会社員時代よりはストレスなく働けるでしょう。

ただ、フリーランスにも厳しい現実や欠点があるので、今回はフリーランスとしてやっていくなら知っておきたい心構えや知識について紹介します。

そもそもフリーランスとは

会社や組織に依存せずに、自分で仕事を獲得して報酬を得て生活する人をフリーランスと言います。

現代社会では多様な働き方が認められ、フリーランスなどの個人事業主は労働人口に10%を超えると言われるほど、メジャーな存在になってきています。

そうはいってもまだまだフリーランスは少数派。社会的にも立場は弱く、継続してフリーランスで生計を立てられる人は少ない現状もあります。

この原因の一つとして、フリーランスとしてやっていく際に必要な認識や知識、心構えが足りていない人が多いことが挙げられます。

フリーランスになる前に準備しておくべきこと

フリーランスは何かと不安定で厳しい実情があるので、できる限りの準備をしておくことをオススメします。

少しでもフリーランスで成功する確率を上げるためにも、最低限必要な準備をご紹介します。

-フリーランスには信用がないことを認識

会社員からフリーランスになる場合、会社員時代と比較してフリーランスになると社会的信用がガタ落ちしてしまいます。

銀行からの借り入れやクレジットカード、賃貸物件の申し込みといった信用が求められるサービスの利用は困難になってしまいます。

最近フリーランス向けのクレジットカードや融資サービスなどが展開されてきていますが、まだまだ発展途上という感じですね。

ですので、今現在フリーランスの方はお部屋を借りておいたり、クレジットカードを作っておくなどの準備をしておきましょう。

-貯蓄や仕事を確保しておく

よほどのスキルがない限り、フリーランスになると年収や月収は下がってしまいます。

それだけでなく、フリーランスは仕事量が変動しやすいので、収入の上下がかなり激しいんですね。

決まっていた仕事が急遽別の人に移行する、なんてケースも珍しくないですし、そうなれば仕事がゼロになっても不思議ではありません。

不測の事態に対処するためにも、半年くらいは生活できる貯蓄と複数の仕事を確保しておいた方が賢明です。

フリーランスになってからも、複数のクライアントから仕事を受託しておけば、リスクを分散できます。

-最低限の税金に関する知識をつけておく

会社員時代は源泉徴収という形で会社が税金を納めてくれていましたが、フリーランスになると自分で収入を申告して税金を納めないといけません。

また、フリーランスになった年はその時の収入に関わらず、住民税が会社員時代の年収を反映するので納税額にも注意が必要です。

フリーランスになったものの収入が低くて税金が払えずに再就職する、なんてケースは結構多いですからね。

フリーランスに必要な心構え

そんな厳しい現実と向き合わなくてはいけないフリーランスですが、うまく働き方をコントロールすることで自由なライフスタイルを実現できます。

次にフリーランスとしてやっていくために必要な心構えについて解説していきます。

-全ての責任は自分にかかってくる

会社員であればミスをしても上司や部署の仲間がフォローしてくれたり、最悪の場合でも会社全体の失態となります。

ですがフリーランスは自分が最高責任者なので、自分のミスによって実績や今後の信頼度にマイナス評価を下されます。

尻拭いやフォローが受けられず、トラブルが起きたら自分で解決するしかないという点は、フリーランスになってから味わう経験ですので、事前に覚悟しておきましょう。

-報酬や年収は自分次第で上下する

フリーランスのメリットでもありデメリットでもあるのが、収入です。

仕事の効率化や作業量、クライアントによって自分の収入は大きく変動するので、フリーランスの年収は自分次第でいくらでも上げることができます。

ただし当然ですが自分の成長が止まれば年収も伸びませんし、年齢とともに体力も低下するので現状維持でも年収は下がってしまいます。

この対策として、「年収は最低でも○○万稼ぐ!」とか「今月は何件仕事を受ける」といった目標設定が効果的です。

-常に勉強(インプット)を欠かさない

フリーランスは自分で仕事を獲得しないといけないので、社会の流れについていけないと他の人に仕事を奪われてしまいます。

日々新しいサービスや企業が生まれ、新しい手法や仕組みが誕生している以上フリーランスにも変化や成長が求められます。

常に新しい知識や考え方を取り入れるインプットの作業は、会社員時代よりも求められるようになるでしょう。

-生活リズムのメリハリがかなり大事

フリーランスになれば始業時間や勤務時間に縛りがなくなるので、好きな時間に好きなだけ働くことができます。

ただし人間はある程度管理された方が集中力が上がるので、やはり働く時間と休む時間をきっちり分けて管理することが重要です。

稼いでいるフリーランスの人でも、毎朝何時に起きて何時から何時まで働く、といったように時間管理をしている人が多く、フリーランスだから自由にこだわる必要はありません。

むしろオンとオフの切り替えができていない人は、大事な仕事も集中力を切らしてしまうので、徹底した時間管理を推奨します。

-健康な体を維持すること

これはどんな人にも言えることですが、健康な体を維持することが一番大事です。

会社員であれば定期健康診断があり、体調を崩したら有給休暇が取れて他の仲間が会社を運営して事業が回り続けます。

でもフリーランスは自分が休めば生産性がグッと下がりますし、人によっては収入が途絶えるケースもあるでしょう。

仕事の時間を管理してくれる人もいないので、ついつい無理しがちなフリーランスは健康を疎かにして体を壊してしまいます。

何事も健康が一番なので、体調管理や食生活、睡眠時間などの基本的な健康面対策は怠らないようにしてください。

フリーランスに向いている人の特徴

フリーランスは向き不向きが如実に出る働き方です。

別に「あなたは向いていないからフリーランスでうまくやれない!」という訳ではありませんが、一つの指標として以下を参考にしてください。

-一人で作業することが苦ではない

フリーランスは基本的に一人で仕事をする時間が長く、地味な作業が多いので孤独に感じる場面が多いです。

複数人でプロジェクトをこなし、仲間と支えあいながら仕事をするようなスタイルの人は、フリーランスになると一気に寂しくなると思います。

慣れれば大丈夫かもしれませんが、長期的に一人で仕事をこなす生活ができるかどうかを考えてみるといいでしょう。

-横のつながりを大事にできる

先ほどは孤独だと言いましたが、別に一人でずっと仕事をしないといけない訳ではありません。

むしろフリーランスは同業の人やフリーランス仲間を作り、一緒に別の仕事をした方がいいです。

そういった横のつながりが今後仕事に発展するかもしれませんし、仕事に関係ない私生活に関する悩みの相談にも乗ってくれます。

会社員であればいやでも社内の人間と関わるので孤独になることはありませんが、フリーランスは自分から交友関係を築きにいかないと一人ぼっちになるので、横のつながりはかなり大切です。

-自分の仕事に自信を持っている

フリーランスでうまくいかない人に多いのが、「まだまだ未熟ですがよろしくお願いします。」といった内容の宣伝です。

やる気をアピールしたり、仕事への意欲を表すのはとても大事ですが、フリーランスは自信がないと仕事を獲得できません。

本当に実績がある場合は別ですが、フリーランスなりたての頃は皆大した実績は持ち合わせていません。

それでも弱気な発言はせずに自信を持って仕事をする人に、クライアントは任せたいと思うものです。

弱気な発言はクライアント側には一切のメリットがなく、失敗した時の保険のため(=自分のため)でしかないので、絶対にやめましょう。

まとめ

以上がフリーランスになる際に知っておきたい心構えについてでした。

これを読んで「やっぱりフリーランスは厳しいな」と感じた人もいるかもしれませんが、会社員をしながらでも準備できることはあるので、ゆっくりと体制を整えてみてはいかがでしょうか?

実際にフリーランスの人に相談するのもいいですし、何か別のビジネスを始めてみてもいいかもしれません。





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